計算過程で必ず守るべき「鉄則」は二つ

 計算過程で注意しなければならないことは、問題の内容(分野)によってもちろん違います。ただし、どんな計算においても共通して守るべき鉄則があります。それをここでは、紹介します。

 一つ目、途中計算を「書くなら書く」「書かないなら書かない」はっきりさせる、ということです。テストなどでも、多くの人は、問題用紙に途中計算らしきものを書くことが多いはずです。しかし、後で見たときに、どこに何を書いてあるのかわからない、これは途中計算を書いたとはいえません。

 普段、家庭学習でノートを使って問題を解いたときにも、ノートの片すみに「こちゃこちゃ」と計算する、これも途中計算を書いたとはいえません。しかし、何か書くということは、当たり前ですが、途中計算らしきものを書くことが、自分にとって答えを求める上で必要だということになります。

 であれば、「書くなら書く」です。誰が見てもわかるように、式を書くことを実行しましょう。自分の書いた式の流れを見間違ったり、数字を読み間違ったりは、意外とよくあることなのです。

 テストなどでは、「そんな、のんびり途中計算を書いている時間はない」という声も聞こえてきそうですが・・・。問題用紙の片隅に小さく書くことと、イコールをつけてしっかりと書くことと、何秒の違いでしかありません。「めんどくさい」から必要ない、そんな意識から、自分がメモ程度でも、「式らしきものを書いている場合」は、その式をしっかり書くことでよけいな「ミスを防げる」、だから「しっかり書こう」という意識へ変えていきましょう。

 二つ目は、「途中計算を省略するときには、同時にいくつかの処理をしない」ことです。具体例をあげましよう。

 -2(2a-5b)ー3(bーa)=ー4aー3a+10bー3b=ー7a+7b

 どこが間違っているか、わかりましたか?

 正しくは、ー4a+10bー3b+3a=-a+7b  となります。

 ここでは、①「かっこをはずす」 ②「項を入れかえる」という二つの操作を、頭の中で行ったためのミスです。

 以上、二つの鉄則を、今日からぜひ実行してみましょう。

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コメント

  1. marin より:

    参考になりました。ありがとうございます。